読了② 脳を鍛えるには運動しかない

どうも

心理学勉強中のノブです

 

著者ジョンJ・レイティさん

NHK出版

読了②話です。 

 

とても長く書いている内容となりますので

時間が無い、手短に読みたい!

そんな方は最後の方に 「まとめ」 がありますのでそこから読んで下さいね

 

この本を読んで学んだことは沢山あり、運動が脳にこんなにも影響しているのかと思ったのと、実際私も実感として、物忘れが減っことと、細かなストレスは書物の影響もあるかと思いますが、感じにくくなったなと思います。なによりも脳は年齢関係なく運動した直後から脳内物質が分泌され始める事と、記憶力も育つことがわかっています。

運動がこんなに脳にとって影響があるのだと学べたことはとても嬉しく思いました。

では読了②を始めたいと思います。

 

 

やる気を起こさせるプログラム

ネーパーヴィルの体育の時間

スクエアダンスを必修科目に入れている

生徒は、パートナーと踊るだけではなく会話を求められる

最初は台本を与えられ、それに従ってパートナーと会話する。最初は30秒を徐々に長くしていく

台本を無くして行き、時間も長く会話をするように進めていく

最終試験では15分間パートナーと話した後、パートナーに関する情報を10件、正確に覚えているかを問われる

生徒はこれにより、社会性を養い、特別クラスに追いやられたり、怖さを感じなくてすむ

会話や交流の仕方を練習できる

ここでは、スクエアダンスにより生徒の脳は運動によって準備が整い経験を記録する回路が脳内で作られる、その経験は最初は難しいがクラス全員でやるので慣れてくる。

このダンスもそうだがネーパーヴィルの生徒は体育で長距離をも走る。

長距離を走る様になってから、感覚が研ぎ澄まされ集中力が高まり、気分が良くなった、そわそわしたり、緊張したりしなくなり、意欲が増し、元気が湧いてきた。

 

フランス語であってもサルサのステップであっても、なにかを学ぶと脳内の神経細胞ニューロンはその情報を暗号化して取り込むために変化し、その情報が記憶となって物理的に脳の一部となる。

 

脳は粘土のようなもので適応性があり、バーベルを上げると筋肉を作れるのと同じで、情報を取り組むことで脳は鍛えられていく、使えばつかうほより強くよりしなやかになる

 

神経細胞ニューロン

ニューロンはほかの10万個ほどのニューロンから情報を受け取りそれを統合して自身の電気信号を送り出している

 

シナプス

ニューロンニューロンの結合部位がシナプス

 

神経伝達物質

セロトニンノルアドレナリンドーパミン

 

ニューロンシナプス通過→次のニューロン

電気信号によりニューロンを通ってシナプスまでいくと神経伝達物質がそれを科学信号に変えわり神経伝達物質は受容体に受け止められる

(鍵が錠に差し込まれるようイメージ)

それによて細胞膜のイオンチャンネルが開かれ信号は電気信号の形に戻る

受け取る側のニューロン電荷が一定闘値を超えるとそのニューロンは自ら軸索によって信号を送り次のニューロンへ伝達する

 

脳内信号の役80%を担う二種の神経伝達物質

グルタミン酸とガンマアミノ酸(GABA)ギャバ

 

グルタミン酸ニューロンの活動を活発にして信号のカスケード(連鎖的反応)を始動

GABAはその活動を抑えるはたらきをする

 

グルタミン酸がそれまでに結合したことのないニューロンに信号を送ると結合が促される

(要するに新たなニューロンとつながる)

この信号の往復が頻繁になればなるほどニューロン同士の連絡しあう力は強くなり「結合」が生まれる

グルタミン酸は学習する上で重要な要素である

このグルタミン酸よりも重視する脳の信号操作がすべての活動を調整している一群の神経伝達物質

セロトニン   ノルアドレナリン   ドーパミン

これらを作り出すのはニューロンである

 

ニューロンは約1000億個

セロトニン   ノルアドレナリン   ドーパミンは10億個

影響力は大きい

 

セロトニン  ノルアドレナリン  ドーパミン

ニューロンに命じてもっとグルタミン酸を作らせたり、ニューロンが効率的に情報を伝達できるようにしたり、受容体の感度を変えたりする

 

余計な信号がシナプスに伝わらないようにうして脳内の「雑音」を小さくしたり、逆にほかの信号を増幅したりもする

情報の流れを調節して神経科学物質全体のバランスを調整している。

 

 

まとめ

 

◯やる気を起こさせるプログラムでは

スクエアダンスをする事と台本からの会話で少しずつ生徒の社会性である恐怖をほぐしていき、交流の仕方を練習する、この時運動によりニューロン神経伝達物質の流れから会話の回路が生まれ何度も往復させることで準備が整い経験を記録する回路が作られ習慣になる

 

◯長距離を走ることによりニューロンシナプス、GABA、グルタミン酸セロトニンノルアドレナリンドーパミンが生まれ活性化する

筋肉と同じで情報を取り込むことで脳は鍛えられてき使えば使うほど強くしなやかになる

 

ニューロンシナプスニューロン

の順に電気信号→伝達物質放射→電気信号と情報が流れている

 

グルタミン酸ニューロンの活動を活発にしてGABAはグルタミン酸の活動を抑える働きをする

このバランスがとても重要となる

グルタミン酸によりニューロンを次々と繋げる役割となる

信号の往復が頻繁になればなるほど繋がりが強くなる

このことからグルタミン酸は重要な物質となる

 

 

※この先は、他の書物からと、私なりの合わせたまとめです

 

◯習慣の作り方のヒントがここに

例えば、勉強の習慣をつけたいとします

勉強を始めた時に脳は、今すでにあるニューロンで勉強をする、という回路を作り出します。

この回路の出来始めは信号も繋がりも弱くすぐにでも切れてなくなりそうな回路です

ですが何度も勉強をすることによってニューロンシナプスの結合は強くなり、伝達物質の量も増えていき回路が強化されるイメージです

これに加えて運動をすることでさらに効率が上がり効果が高いものと思われます。

実際、習慣のつくりかたがあるのですが

三日坊主で終わった経験が皆様もあるのではないでしょうか?

三日坊主で終わらない方法は実際、この脳の回路を利用し習慣にする方法があります。

その習慣を味方にする方法は後々書いていきたいと思っています。

今は脳の回路については初めの段階なので、まずは脳の神経回路がどうなっていくのかを理解したいと思います

 

実際ためしてみて

運動が毎日できました

読書も続いています

向上心も増え

ストレスにも強くなっている実感があります

他にも効果は沢山あるのですがこれも徐々に書いていこと思います

 

ではでは今日はこのへんで☺️

ここまで読んでくださりありがとうございました!